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WEBコンテンツライターすぎはらあやめのブログ

【ライティング】ブログやメディアの取材許可・掲載許可の取り方

取材許可・掲載許可を取る方法が分からない方のために、解説しています。方法は大きく3つです。

  • メディア内覧会(プレスプレビューとも呼ばれます)に申し込みを行い、指定日に訪問して取材する
  • 事前に公式サイトの問い合わせ欄から取材申し込みをして、訪問・取材する
  • 施設訪問時に、スタッフの方に許可をもらう

大手メディアの場合は事前に許可を得てから撮影するのが基本ですが、個人ブログや個人Instagramであれば、訪問時に依頼しても良いかと思います。
では、解説していきます。

メディア内覧会(プレスプレビュー)に参加する

大きな商業施設やイベントのオープン前に、マスコミ向けに公開されるのが「メディア内覧会(プレスプレビュー)」です。
メディア内覧会の日時は施設から指定されます。参加できる場合は申し込みサイトやFAX等で事前に参加表明し、会社名やサイト名、連絡先等を送ります。

メディア内覧会では、施設やイベントの見どころや特徴などをわかりやすく解説した資料を頂けることが多いです。

温浴施設や温泉はオフィシャル写真を借りられることが多い

また温浴施設の場合は、浴室のオフィシャル画像を借りられることも多いです。
その際は、必ず画像に「画像提供:〇〇」と記載し、自分が撮影した写真ではなく、お借りした旨を記載するようにします。(メディアの運営方針によっては、借り物写真でも画像提供の旨を書かない場合もあります)

指定日時に合わせないといけませんが、オープン前にいち早く取材でき、担当者の方に直接質問できるのが大きな魅力です。

箱根 金乃竹 茶寮の取材

公式サイトの問い合わせから取材申し込み

取材したい施設・お店を見つけたら、公式サイトの問い合わせから取材申し込みをするのもおすすめです。
大手商業施設の場合は、テナント(お店)と商業施設の両方に許可が必要なこともあります。
お店の指示に従って進めましょう。

公共施設は厳しいケースもある

意外と落とし穴なのが、公共の施設です。自治体によっては、

  • 取材申請書の提出が必須(歴史的な建物や希少性が高い施設は、法人の角印が必要なこともあります)
  • 取材時は担当者が同行
  • 申請書提出以前の個人的に撮影した写真は使用NG

とかなり厳しいことも!
条件が異なりますので、事前に確認すると安心です。

施設訪問時にスタッフの方に許可をもらう(カジュアル)

個人ブログやInstagramなど、カジュアルな媒体の場合は、料理提供時やお会計時に、スタッフさんにお願いしてみましょう。

まれに個人店でも自分が食べた写真以外は撮影禁止・食べログへの掲載お断りなどのお店もあります。
そのようなお店の場合は、店内に書かれていることが多いです。
自分がお金を払って飲食しても、ブログに掲載してよいかどうかの決定権は施設オーナーにあると私は考えます。

「絶対ブログに書きたい!」と前のめりで訪問するより、「掲載許可がもらえたら嬉しいな」ぐらいの気持ちで出かければ、よりお出かけや食事が楽しめると思います。

まとめ

よく質問される、取材許可の取り方、掲載許可の取り方について解説しました。
掲載媒体や施設・店舗の方針によっても対応が異なりますので、あくまで「例」としてお考えください。
取材許可や掲載許可をいただくのは、最初は緊張すると思います。
ただ、申請した方が正々堂々と取材できますし、内容確認もしてもらえて間違った情報を出す心配が限りなく減るので安心です。